(当日2300円)
[評価:★★]
あれ? なんだろうこの感覚…。輪に入り込めないもどかしさというか…。ああ、コミケで「知らないジャンルの同人誌を、間違って買ってしまった」時と同じではないか。
と、いうわけで、この芝居はオペラ『蝶々夫人』のコミケ的二次創作である。「蝶々夫人」を知らない私には、セリフひとつひとつの軽さや重さ、意味、繋がり、登場人物の素性を下敷きにした気持ちの変化だとか、そーゆーのがさっぱり関連づけできない。にぎやかしのダンスも×。
音が似た言葉を紡いで意味がコロコロ転がっていく会話は、山本正之の歌を聴いているようで面白いし、舞台美術を眺めているだけで1時間楽しめない事もないが、それでこのチケット代は割に合わないなぁ。
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