ある日を境に戦争というフラグが立つのではなく、霧が音もなく密度を増すように、時代が不穏の粒子で満ちていく。そうした有様を、デジタル赤外線撮影という装置で描いている
澤村徹「BLACK MORNING」
そこに存在しているけれど、私たちの目には見えていない風景──
私たちが見ている可視光の風景、すなわち何気ない日常と地続きで存在している。それが赤外線の世界。
まるで核戦争の後に退廃したような、しかし何かの緊張感を併せ持つ、不思議な風景が写し出す。
予算5千円と2時間の工作で始めよう
予算5000円以下で赤外線の面白さを手にしよう。フィルム時代の終焉とともに衰退した写真芸術の世界を、デジタルの世界で再び。福岡で。
ビックカメラ天神で変える990円のフィルタシート。カメラのキタムラで中古コーナーやワゴンセールで売られている、3000円前後の格安のデジタルカメラ。ヤフオク!で出品されているジャンク品同然のデジタルカメラ。模型店やハンズで売っている工作用の透明プラスチック板600円。メガネ屋で貰えるレンズ磨き用の布。
あとは、普通のドライバーとカッターナイフがあれば充分。
100均のラジオペンチがあれば万全。
赤外線写真の諸知識と、デジタルカメラの改造については、続きをブログで。
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