赤外線写真とは、可視光ではなく、近赤外線(約0.76μmより長い波長)を使って撮影したものを指します。
こちらの写真は、同じ場所・ほぼ同じ時刻に撮影したものです。
上が普通の写真、下が赤外線で撮影したものです。雲の形がほぼ同じです。
赤外線は、大気の水蒸気や塵による散乱が少ないので、空気遠近法(遠くの風景ほど青灰色がかって見える)による見え方とは違う感じに写ります。空の色はより暗くなります。
雲の形が強調して見えるのも、赤外線の特徴です。
また、植物の葉緑素には赤外線を多く反射する成分が含まれるため、葉が白っぽく写ります。これを「スノー効果」といいます。
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