これまでのエントリで「普通の写真と赤外線写真を比較」としたり、実際にカメラを改造してきました。そのなかで、富士フイルムのカットフィルターを組み込みましたが、この製品は様々な波長に対応した製品が揃っていて、どれを選ぶのかも楽しいものです。
赤外線撮影用の一眼レフカメラ*や、LEICA M8 などで撮影する方は、ほとんどが 720nm以上の波長を通すフィルタを使っています。これは、レンズの先端に取り付けるフィルターのラインナップが乏しく、国内で買える製品がこの波長のものしかリリースされていないからのようです。
…かなりいいお値段です。このブログでは「予算5千円以内で、赤外線写真を楽しもう」がモットーなので、詳しくは触れませんが、デジタルカメラでの赤外線写真撮影は、その機構上かなりマイナーな部類なので、ラインナップが乏しいのも無理はないと思います。
* 天体写真を撮影する方や、博物館の学芸員、企業・大学などの研究機関から一定の需要があるようで、かなり高いですが赤外線撮影ができるカメラが主要メーカーから1機種くらいずつ売られています。
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