発笑探検隊は、2016年 7月 31日に開催される「九州電遊博」に、出展致します。
レトロな機械式計算機「クルタ計算機」の触って試せる実演展示、赤外線写真用に改造したデジタルカメラの実機展示、およびそれらの関連同人誌を、手に取って楽しむことが出来ます。同人誌は販売も行います。
クルタ計算機
強制収容所に放り込まれたユダヤ人エンジニアが、生と死の隣り合わせの環境で発明した機械式計算機です。
電源を使用しないので「電遊博」との趣旨は少しズレるかもしれませんが、アナログの計算尺と違って、本機は「デジタル表示」で四則演算が可能な、れっきとしたデジタル製品です。
日本語訳のマニュアルも300円で販売します。40年以上前に使われていた、電卓とソロバンの間を埋める機械式計算機の、使用方法の基礎を学べます。
赤外線写真・改造デジタルカメラ
2000円前後で買える中古の片落ちデジタルカメラを改造し、赤外線写真を楽しむ為の実演展示を行います。
デジタルカメラの改造は(手袋をして感電対策をすれば)それほど難しいものではありませんので、小学生の高学年向けの自由研究としても面白いものです。ゲルマニウムラジオを作るのと、難易度は大差ありません。
実際に改造したデジタルカメラや、改造途中の分解品の展示と説明、そして改造方法や光学理論を解説した、2冊の同人誌を展示・販売します。
特に、小学校の高学年でプリズムを用いた分光を理科の授業で経験していると思います。目に見えない「赤外線」で撮影するという原理を、光の波長という方面から学ぶ事も可能です。
展示した改造デジカメは、貸し出しも可能です。会場を撮影したり、屋外を撮影して、撮影データをお持ちになったSDカードに保存し、お持ち帰りしたり、後述するフォトプリンタでの高品質な印刷が可能です。
参考(販売する同人誌)
昇華型熱転写フォトプリンターを活用してみよう
キヤノンから販売されていた「CP800」を設置し、SDカードやUSBメモリ・コンパクトフラッシュでお持ち頂いた写真データを、その場でプリント致します(L版・1枚50円)。
アルプス電器が開発し、時代の中に消えていった「マイクロドライ」方式による、輪郭がハッキリした印刷機構を、キヤノンがフォトプリンタとして受け継いでいます。
先述した赤外線写真をプリントするのもよし、会場で撮影した写真を記念に出力するのも良し、たまたまスマホに入っていた写真をSDカード経由で出すのも良しと、様々にお楽しみ頂けます。デジタルに慣れ親しみすぎると、写真を紙にプリントする楽しみをともすれば忘れがちです。ぜひ、紙に出して写真を楽しみましょう。
場所は、福岡県福岡市の「福岡県立ももち文化センター」です。7月31日、皆さまのご来場をお待ちしております。
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