MacOS X 10.6.8 SnowLeopard に「security update」をかけたら、FileMaker Pro 8.5 から印刷ができなくなりました。
具体的には、プリントダイアログボックスを表示させて「プリント」をクリックしても、印刷キューに書類が送信されません。
- BROTHER の プリンタ「HL-4050CDN」(PostScript互換モード/非互換モードの別なく発症します)
この症状は、MacOS X SnowLeopard と FileMaker Pro 8.5 の互換性に起因するらしく、FileMaker社では対策を行っていません。(まぁ開発されて何年もなってるからしょうがない)
回避法は2つあります。
- 「プレビュー」ボタンをクリックして、プレビュー.app から印刷する(これが一番簡単)
- FileMaker Pro 8.5 で、印刷ダイアログボックスを表示しないでプリントするスクリプトを実行させる。(以下を参照)
■ダイアログボックスを表示させないで印刷するスクリプトを作成する
FileMaker の[スクリプト]→ScriptMaker を選びます。
[新規]を押して新規スクリプト作成画面を表示、左の一覧から「印刷」を選んで、「ダイアログなしで実行」をオンにします。
この1行のスクリプトを作成し、スクリプトを実行させたら正常にプリントアウトできました。私の場合は、スクリプト実行ボタンを書類上に配置し、このボタンを印刷対象外にしています。
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10.6.8 + FM 8.5 。この方法でボタンを押して印刷できました。感謝。
しかし、別のプリンターで印刷するために、もう1個別のボタンを作ろうと、スクリプトをコピーして、プリンターを選択する手順だけを変更しようとしましたが、別のプリンターに設定してスクリプトの印刷ステップを保存することができず、元のプリンターから印刷されてしまいます。