JixiPix Software の “NIR Color” というソフトウェアを見つけました。
NIRとは Near Infra Red =近赤外線の意味で、普通の写真を赤外線写真のように仕上げてくれるソフト、という話です。さっそく、試用版をダウンロードして試してみました。
福岡市の天神には赤外線写真にもってこいの撮影ポイント(ビックカメラ2号館とファミリーマートの間を西に少し進んだ場所)があります。そこで撮った写真を使ってソフトを試してみました。
インターフェイスは英語ですが、見ただけで使い方が分かります。下が、その結果です。
*参考に、左下に実際に赤外線カメラで撮した写真を載せてみました。
右下が加工前、中央が加工後です。写真として雰囲気はありますが、赤外線写真とは言い難いです。緑や青を感知して色を変換するのかと思っていたのですが、わりと普通のレトロ加工系の結果でした。
ただ、これはこれで面白い写真です。テクノ系クラブのフライヤーとかに似合うかもしれません。
メーカーのホームページではWindows版も販売しています。500円(5.99$)と廉価なので、効果が気に入れば充分に楽しめると思います。
実際の赤外線写真データを処理してみましょう
実際に、赤外線カメラで撮ったデータを処理したらどうなるのでしょう。せっかくなので、SC70(700nmより短い波長をカットすフィルタ)を使って撮ったデータを処理させてみましょう。
昔の赤外撮影用フィルム写真に似た雰囲気に、良い具合に絵を荒らしてくれます。フィルム撮影のような雰囲気が出ますが、昨今はスマートフォンアプリ、特に Instagram の普及によって「ああこれはCG加工だな」とすぐに分かってしまいますね。
この記事へのコメントはありません。