あまり足を踏み入れない大名地区を歩いていたら、偶然みつけました。「タルト専門店? こんな所にあったっけ?」と思って訊いてみると2022年に開店したそうです。

タルトといえば天神にあるキルフェボンというお店が有名ですが、同店ではタルト生地に季節のカットフルーツを盛り付けるのに対して、We ARE READY ではペーストにした甘い芋やイチゴのムースなどをベースにクリームチーズなどを多層的に重ねる、ケーキに近いものを提供しています。

「ホワイトチョコと苺のチーズムースタルト(880円)」と紅茶を注文しました。程なくして注文したタルトと紅茶が机に置かれました。
「フルーツタルトやフルーツパフェ? その値段ならフルーツそのものを青果店で買ったほうがお得じゃないの?」 という心ない事を言われることもあるのですが、そういう方が想定しているタルトとは違います。ホワイトチョコレートのムースの甘さとイチゴの軽い酸味は良く合いますし、写真のような加工品がおりなす多層的な美味しさはフルーツ単体では味わえません。

数組の列に並んで本を読んで待ってると、あまり長く待たされることなく店内に案内されました。他のお客さんの退店タイミングの都合でちょうど複数の2人掛けテーブルが空いていましたが、「(男性の)お一人様ですか?」にハイと答えると「では丸いテーブルの席にどうぞ」と入口に一番近い下座に座らされました。おっさん一人の客は末席にしとけ、というパフェテリア・ベルと同じ扱いです。福岡という田舎街に根強く残っているセクシズムを挟まれると、せっかくのスイーツも味が薄く感じます。



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